あなたが望むのならこの身などいつでも差し出して良い。

降り注ぐ火の粉の盾になろう、だってさ。
相変わらず、アゲハ蝶から。
これってさ「あなたは愛する人のためにどこまで自分を投げ出せますか？」って感じがするのは変かな？
でも僕にはそう聞こえる。
好きな人の願いはできるなら叶えたい、と思うよね。
でもやっぱりできないこともある。
だからその分、その人を辛いことから守ってあげたいって思うんじゃないのかな。
だから、盾になれる。強くなれる。そういうこと？
人を護るってことは傲慢なことのような気がする。
護られるだけは嫌だ、って人もいるよね。
自分を護ることでその人が傷つくのが見たくないって人もいるよね。
そんな人を護るってことは自己満足でしかないから。
自己犠牲なんて綺麗でもなんでもない。
ただ、周りに悲しみを与えるだけ。
それは、ちょっと裏切りにも似ているんだ。
何故、どうして。って思わせる。

ここまでは理屈。
でもさ。やっぱり護りたいよね。
大好きだったら、傷ついて欲しくないから。
ちょっと痛いくらいだったら変わってあげたいって思うよね。
僕がちょっと痛いだけで周りの人がみんな幸せならそれもいいかな、て思ったりしない？
でもこれは綺麗なキレイな自己犠牲。
人を助けたんだ、護ったんだ、っていう英雄みたいな幻想なんだよ。
それでね、ちょっと自慢げな気分にさせるんだ。
どうだ、すごいだろ、って。バカみたいだね。
難しいよね。本当に難しい。

で、結論。
結局、その場に任せちゃえばいいんだよ。
流れに乗っちゃえばいい。
頭で考えたって、本当に護りたいなら身体が勝手に動いてるはずだよ。
そうじゃなかったら、それは怯え。恐怖。
それに勝てなかったってことかな。それだけ弱かったってこと。
「好き」の度合いが低かったってこと。
そういうことじゃないかな。
だから僕は守れる物は護りたいな。
相手が嫌がるようだったら止めるんだろうね。
誰かに反対されてまで、何かを貫く。そこまで意志は強くないから。
最近、ちょっとだけわかった。
強いってことはちゃんと意志を持つことだね。
周りに流されないで、きちんと欲しい物、なりたい物を見つめてる。
それが強いってことなんじゃないかな。
少なくとも、意地を張ってるとか。頑固だとか。
それだって強くないとできないんだよね。
それがちょっとわかったような気がする。

相変わらずテスト期間です。
昨日、台風で休校だったので一日延長。やってられない…。
明日はついに数学。
文系の人間には痛いし辛い。
文系のクセして英語が苦手なのも困るんだけどね。
まあ、良い結果はそんなに期待してないし。
良かったら、嬉しい。くらいの気持ちで頑張ろうかな…。