興味のあるなし。

2002年5月18日
興味のない話を延々振られるってただの苦痛だと思った。
音楽が大好きなキミ。
音楽が好きなキミが僕は嫌い。

好きな方は楽しいのかもしれない。
でも、聞いてる方はつまらないし、楽しくもない。
ただしんどいだけ。
楽しそうに質問してくるキミ。
つまらなそうに「知らない」とだけ答える。
そうすると、また楽しそうに説明してくる。
…つまらない。

でももし、僕がキミ以上の知識でその質問に答えたら?
キミはきっと不機嫌になるんだろうね。
自慢ができない子どものように。
舌打ちをして、僕を睨むんだ。
もう、好きにして。

「有名じゃん」「常識でしょ」
キミの常識と僕の常識な違うんだね。
有名も無名も関係ない、知らない。
キミの考えが正しいのかもしれないけど、それを僕に押しつけないでよ。
つまり、僕は非常識ってことですか?
それでも良いよ。キミと違うってことが嬉しいからさ。

「知らないの?」
その不思議そうな顔は何?
意外そうに言うクセに、どうしてそんなに嬉しそうなの?
ええ、知りません。I don’t know.
だからって僕はそれを恥だとも思ってないさ。
知らなくても生活するには困らない、困るのはキミと話す時だけ。

「もう、ピアノは弾かないの?」「もったいない」
それは皮肉ですか? 嫌味ですか?
僕が上手だってさ、笑っちゃうね。
キミは上手い。誰もが認める。
器用さも感情表現も絶対にキミは敵わない。
僕はそれで構わないと思ってる。
もう、好きじゃないんだから。
僻みとかなかったわけじゃないけど、もう飽きたんだ。
ほっといてよ。

今日もキミは楽しそうに話している。
僕はつまらない。だからさっさと逃げる。
無言の食卓を作るのは、案外簡単なんだね。

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