Tears in the bath.

泣くのに最適な場所。

それは湯船の中。
熱い蒸気とぬるま湯に、全て溶かしてしまえるから。

もう一つはベッドの上。
電気を消して蒲団を被り、自分の心だけに向き合えるから。

＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋

昨日と今日の日記です。
正常な人は見ていて苛々すると思うので、見ないことをおすすめします。

昨日は文化祭でした、学校の。
それが終わってすぐに、遊びに行ったんです。
まぁ、いつものメンバーといつもの場所なんですけど。

1時：カラオケ、ビリヤード
6時：晩ご飯
12時：徹カラ

という、3構成になってたんです。
私がついたのは5時でした、中途半端。
正直に言ってしまえば、私はカラオケをしに行ったんです。
そのために行ったつもりだったんです。

駅に着いたら、迎えに来てくれるらしいので待ってました。
そのまま、1時間そこで話してました。
1時間だけでも、カラオケに行けると思ってたんですね、きっと私は。
でも、来てくれた人によると、5時でカラオケは終わりだとかなんとか。
まぁ、よくわからなかったんですが。
たぶん、会話が噛みあってなかったんでしょうね。

結局、私は1時間そこにいた訳ですが。
合流前に会話の噛みあわない部分について、聞いたんです、色々と。
最後までよくわからなかったんですが。
最後に言われた言葉がものすごく痛かったです。

『こんな時間に来る方が悪い』

もちろん、悪意があって言ったんじゃないことくらい判ります。
冗談交じりの言い方ぐらい判ります。
でも、苦しかったです。

私は、少しでも早くみんなに会いたかったんです。
だから急いで来ました。
急いじゃいけなかったんですか？
走っちゃいけなかったんですか？

文化祭には私の居場所なんてなかったんです。
仲の良い人はみんな部活の方の出し物に行ってしまって。
一人で一日過ごさなきゃいけなかったんです。
だから、ものすごくきつかったんです。
正直、文化祭が終わった時はほっとしたんです。
それで、急ぎました。
急いで行って、みんなに会いたいと思いました。
そこには、私の居場所があると思ってました。

でも、急いでもそこに私の居場所はありませんでした。
年の一回の文化祭よりも、
月に一回はある会合の方が、私は大事だったんです。
そこには私の居場所があると思っていたから。
そこには大好きな友だちがいて、一緒に笑えると思っていたから。

一人で離れて、ちょっとだけ泣きました。

合流してからの3時間はあっという間でした。
いつものように楽しかったです。
そして、いつものように一人さっさと離脱して、家に帰りました。

日記を書いて、お風呂に入って、ベッドに潜り込んで。
また、泣きました。
とても悲しかったんです、きっと。
とても寂しかったんです、きっと。
一人にはなりたくなかったんです、ずっと。

それだけだったんです。