深。

2002年11月14日
のぞき込んでも見えてはこない。
目を凝らして、右の手を伸ばしてみる。

雲を掴むような手ごたえ。

声を掛けても返事は来ない。
喉を嗄らせて、もう一度呼びかける。

無音の恐怖。

深淵のそこに沈んでしまったものはなんだったのだろう。
たぶん、私の記憶。

深淵のそこに落ちてしまったものはなんだったのだろう。
たぶん、私の思い。

たぶん、私という定義。

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