白羽。

2003年5月8日
舞い上がった白い羽が
僕の頬をそっと撫でて消えていった。

藍色の空には銀色の星。
そして、消えていった君の名残。

白い羽が、
風に揺れる白い羽が、
君がこの世界にいたことを現実だと認めさせる。

そして、
君がもういないことを認めさせてしまう。

名残を惜しむ事もなく、
白い羽は風に揺られ消えていく。

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