『青空の果て』
2004年3月5日 階段を登る。
どこまでもどこまでも、どこまでも。いつまでもいつまでも、いつまでも。
扉を開ける。
吹き込む風は春の匂い。桜吹雪と水色の空。遠くに少し、霞んだ白い雲。
手摺りにつかまって。
見下ろす校庭。土埃。ぼやけた輪郭をなぞるように、思い出すレコード。
空の階段を登る。
まだ、まだ、どこまでも、いつまでも。登り続ける。空へ、昇って行く。
私から、卒業します。
自由と解放。地盤を喪う恐怖。独りで立てない脆弱な脚。貴方を求める指先。
さよなら、さよなら。
どこまでもどこまでも、どこまでも。いつまでもいつまでも、いつまでも。
扉を開ける。
吹き込む風は春の匂い。桜吹雪と水色の空。遠くに少し、霞んだ白い雲。
手摺りにつかまって。
見下ろす校庭。土埃。ぼやけた輪郭をなぞるように、思い出すレコード。
空の階段を登る。
まだ、まだ、どこまでも、いつまでも。登り続ける。空へ、昇って行く。
私から、卒業します。
自由と解放。地盤を喪う恐怖。独りで立てない脆弱な脚。貴方を求める指先。
さよなら、さよなら。
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