震えが止まらないのは、寒いから。
寒さを感じているのが、ココロなのかカラダなのかは、わからないけれど。
白い息が唇から漏れると同時に、言葉が胸から消え去った。
そして空っぽの感情だけが取り残され、孤独に震えながら、どこかに小さく傷跡をつけていく。甘く口づけるかのように。
そのちくちくとした痛みは、寒さで麻痺したおかげで感じないから、別に構わないのだけれど。
震えだけが止まらない。
貴方を失って、一度目の冬のこと。
寒さを感じているのが、ココロなのかカラダなのかは、わからないけれど。
白い息が唇から漏れると同時に、言葉が胸から消え去った。
そして空っぽの感情だけが取り残され、孤独に震えながら、どこかに小さく傷跡をつけていく。甘く口づけるかのように。
そのちくちくとした痛みは、寒さで麻痺したおかげで感じないから、別に構わないのだけれど。
震えだけが止まらない。
貴方を失って、一度目の冬のこと。
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