『Flyt to me』

冷たい影に覆われた心は
いつだって木漏れ日を求めてる

直接に響く白い光は
私には少し強すぎて

どうしても貴方に触れられない

飛んできて　風に乗って
飛んできて　透明なままで

さめざめと泣くような雨が
鈍色の雲を押しのけだしたなら

低温火傷を忘れた指が
また掴もうとしてしまうだけ

どうしても貴方に触れたくて

飛んできて　目を伏せて
飛んできて　抱きしめて
飛んできて　笑いながら

哀しいほどに